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Japanese Living Bible Old Testament Leviticus
礼拝規定(レビ記)
イスラエルには、祭司の働きをするレビ部族がいました。 本書は、彼らのためのハンド
ブックとして書かれたものです。 ここには、イスラエル人の生活を律する規則、いけに
えや礼拝に関する具体的な諸規則などが定められています。 主要ないけにえのささげ方
とともに、いけにえの儀式および主な祭りや祝日についても記されています。
1 さて神様は、天幕からモーセにお語りになりました。 23イスラエル国民に次のよ
うな指示を与えよ、と命じたのです。 「神にいけにえをささげる時は、牛でも羊でも、
自分の群れのものを使いなさい。
雄牛を完全に焼き尽くすいけにえとしてささげる時は、体に傷のないものでなければなら
ない。 まず、いけにえ用の動物を天幕の入口へ引いて来る。 そこで、祭司がそのささ
げ物を受け取ってくれる。 4いけにえをささげる人は、その動物の頭に手を置く。 そ
うすることで、身代わりのいけにえと認められるのだ。 本人が自分の罪の刑罰として死
ぬ代わりに、その動物が死ぬことを、わたしは認めよう。 5わたしの前で、自ら手を下
していけにえを殺しなさい。 祭司であるアロンの息子たちが、その血をわたしにささげ
る。 天幕の入口で、祭壇の回りに血を振りかけるのだ。 67続いて、皮をはいで四肢
に分け、祭司が祭壇に火を置き、たきぎを並べ、 8ばらした部分と頭と脂肪を載せる。
9その時、内臓と足は、いけにえをささげる本人がきれいに洗う。 祭司はそれをみな祭
壇の上で焼く。 これが、わたしの大好きな完全に焼き尽くすいけにえだ。
10 完全に焼き尽くすいけにえにする動物は、羊か山羊の傷のない雄でなければならな
い。 11いけにえをささげる人は、祭壇の北側で、わたしの前でそれを殺す。 祭司で
あるアロンの息子たちが、その血を祭壇の回りに振りかける。 12その人は死体を四肢
に分け、祭司はそれを頭や脂肪といっしょに祭壇のたきぎに載せる。 13その前に、内
臓と足は、いけにえをささげる本人が水で洗う。 祭司は神へのささげ物として、それを
みな祭壇で焼く。 完全に焼き尽くすいけにえは、わたしの大好物だ。
14 動物でなく鳥を使う場合は、山鳩か家鳩のひなのどちらかにしなさい。 15‐1
7祭司はそれを祭壇へ持って行き、首をひねり、血は祭壇の横に絞り出す。 餌袋と羽毛
は祭壇の東側の灰捨て場に捨てる。このあと、翼をつかんで引き裂くが、ばらばらにして
はならない。それを祭壇で焼く。 わたしはこのいけにえが大好きだ。
1 穀物の供え物をする時は、上等の小麦粉にオリーブ油を注ぎ、香料を加えなさい。 2
そのうちの一つかみを、祭司のところへ持って行き、焼いてもらう。 わたしはその香り
が大好きだ。 3残った粉は、アロンと息子たちの食物となるが、それも神聖な完全に焼
き尽くすいけにえと見なされる。
4 オーブンで焼いたパンをささげる時は、細かくひいた粉にオリーブ油を混ぜて焼きな
さい。 イースト菌を入れてはならない。 オリーブ油を塗った、イースト菌の入らない
せんべいも、ささげ物に使える。 5菓子用の鉄板で焼いたものをささげる時は、細かく
ひいた粉をオリーブ油でこねて作りなさい。 イースト菌を入れてはならない。 6でき
上がったものを細かくちぎって油をかける。 これが穀物の供え物の形式だ。 7なべで
作る場合も、細かくひいた粉をオリーブ油でこねて作る。
8 こうして用意ができたら、祭司のところへ持って行き、祭壇で神にささげてもらう。
9 祭司が焼くのはその一部だけだが、わたしは全部をささげ物と認める。 10残りは
祭司が取ってかまわない。 しかし、それは全部、神への神聖なささげ物と見なされる。
11 粉で作るささげ物は、イースト菌を使ってはならない。 神へのささげ物には、イ
ースト菌やはち蜜の使用は許されない。 12最初の収穫を感謝するささげ物の場合はか
まわないが、完全に焼き尽くすいけにえには使えない。
13 ささげ物はすべて塩で味をつける。 塩〔契約が真実であることを象徴的に表わす
のに使われた〕は神の契約を思い出させるものだからだ。
14 最初の収穫をささげる時は、新穀を砕くか焼くかしてささげなさい。 15それに
オリーブ油と香料を加える。 穀物の供え物だからだ。 16祭司は神の前で、オリーブ
油と香料を混ぜたささげ物を一つかみ、全部の代わりに焼く。
1 感謝のいけにえの場合は、雄牛でも雌牛でも差しつかえない。 ただし、神にささげ
るのだから、どこにも傷のないものでなければならない。 2いけにえをささげる人は、
神の天幕の入口で牛の頭に手を置き、殺す。 祭司がその血を祭壇の回りに振りかける。
3‐5次に内臓をおおう脂肪、二つの腎臓とその上をおおう腰の脂肪、胆のうを神の前で
焼く。 わたしはそのいけにえが大好きだ。
6 感謝のいけにえに羊か山羊を使う時は、傷のないものであれば、雄でも雌でもかまわ
ない。
78羊の場合は、天幕の入口で羊の頭に手を置き、殺す。 祭司は血を祭壇の回りに振り
かけ、 9‐11背骨に沿って取り除いた脂肪、内臓をおおう脂肪、二つの腎臓とその上
をおおう腰の脂肪、胆のうを、完全に焼き尽くすいけにえとしてささげる。
12 ささげ物として山羊を引いて来たら、 13天幕の入口でその頭に手を置き、殺す。
祭司は血を祭壇の回りに振りかけ、 14‐16完全に焼き尽くすいけにえとして、内臓
をおおう脂肪、二つの腎臓とその上をおおう腰の脂肪、胆のうを祭壇にささげる。 この
いけにえはわたしの大好物だ。 脂肪は全部わたしのものだから、 17脂肪も血も食べ
てはならない。 これはイスラエルの永遠の法律だ。」
1 神様はさらに、次のような指示をモーセに与えました。
2 「人々に言いなさい。 あやまって戒めを破った場合は、次のように処理する。 3
大祭司があやまって罪を犯し、人々に悪影響を及ぼした場合は、罪が赦されるためのいけ
にえとして、傷のない若い雄牛をささげなければならない。 4神の天幕の入口に引いて
来て雄牛の頭に手を置き、神の前で殺す。 5大祭司は血を持って天幕に入り、 6指を
浸し、奥の至聖所へ通じる道をふさぐ垂れ幕の前に、七回ふりかける。 7次に、天幕の
中の神の前にある香の祭壇の角に血を塗る。 残った血は、天幕の入口にある完全に焼き
尽くすいけにえ用の祭壇の土台に注ぎかける。 8‐10内臓をおおう脂肪、二つの腎臓
とその上をおおう腰の脂肪、胆のうを祭壇で焼く。 感謝のいけにえとしてささげる雄牛
や雌牛の場合と同じだ。 1112皮、肉、頭、足、内臓、腸など残りの部分は、野営地
の外の特別にきよめられた場所、祭壇の灰捨て場で焼く。
13 国家としてあやまって罪を犯し、してはならない事をした場合は、全国民が有罪と
なる。 14罪に気づきしだい、罪が赦されるためのいけにえとして、若い雄牛を天幕の
入口に引いて来なさい。 15指導者たちが代表して、神の前で雄牛の頭に手を置き、殺
す。 16大祭司は血を天幕の中へ持って行き、 17指を浸し、神の前で垂れ幕の前に
七回ふりかける。 18次に、天幕にある香の祭壇の角に血を塗る。 残りの血は、天幕
の入口にある完全に焼き尽くすいけにえ用の祭壇の土台に注ぎかける。 19いけにえの
脂肪はすべて取り除き、祭壇で焼く。 20自分の罪のためのいけにえの時と同じように
するのだ。 こうして、祭司は国家の罪を償う。 これではじめて、全国民が赦されるの
だ。 21最後に祭司は、いけにえの死体を野営地の外へ運び出し、個人の罪のためのい
けにえと同じように焼く。
22 指導者のだれかがあやまって罪を犯し、神の法律に背いた場合は、 23罪に気づ
きしだい、傷のない雄やぎをいけにえとして引いて来なさい。 24完全に焼き尽くすい
けにえをささげる場所で、その頭に手を置いて殺し、神にささげる。 これは指導者の罪
が赦されるためのいけにえだ。 25祭司はそのいけにえの血を祭壇の角に指で塗りつけ、
残りは祭壇の土台に注ぎかける。 26感謝のいけにえと同じように、脂肪はすべて祭壇
で焼く。 こうして、祭司は指導者の罪を償い、彼は赦される。
27 一般人も、あやまって罪を犯せば、有罪だ。 28それに気づいたらすぐ、罪の償
いとして傷のない雌やぎを引いて来なさい。 29完全に焼き尽くすいけにえを殺す場所
で、いけにえの頭に手を置いて殺す。 30祭司は指に血をつけ、完全に焼き尽くすいけ
にえ用の祭壇の角に塗る。 残りの血は祭壇の土台に注ぎかける。 31感謝のいけにえ
の場合と同じように、脂肪はすべて取り除き、祭司が祭壇で焼く。 わたしはそれが大好
きだ。 このように、祭司は罪の償いをし、罪を犯した者は赦される。
32 罪が赦されるためのいけにえに子羊を引いて来る時は、傷のない雌でなければなら
ない。 33完全に焼き尽くすいけにえを殺す場所に連れて来て、頭に手を置き、罪が赦
されるためのいけにえとして殺す。 34祭司は指に血をつけ、祭壇の角に塗り、残りの
血は土台に注ぎかける。 35脂肪は感謝のいけにえの羊と同じようにする。 火で焼い
て神にささげる他のいけにえと同じように、祭壇で焼くのだ。 こうして祭司が償いをし、
罪は赦される。
1 ある犯罪について何かの事実を知っていながら、証言を拒否すれば、有罪となる。
2 野生でも家畜でも、食用にすることを禁じられている動物とか昆虫の死体など、礼拝
規則で汚れたものと見なされるものにさわったら、気づかずにした場合でも有罪となる。
3何であれ人の排泄物にさわったら、たといその時は気づかなくても、あとで気づいた時
に有罪となる。
4 良くも悪くも、軽々しく誓いを立て、あとでばか気たことをしたと気づいた時には、
有罪となる。
5 以上のどの場合も、罪を告白し、 6雌の羊か山羊を、罪を償ういけにえとしてささ
げなさい。 祭司は罪の償いをし、その者は赦される。
7 貧しくて羊をささげる余裕がない時は、山鳩か家鳩のひなを二羽ささげなさい。 一
羽を罪が赦されるためのいけにえに、もう一羽を完全に焼き尽くすいけにえとするのだ。
8祭司は、初めに手渡されたほうを、罪が赦されるためのいけにえとし、その首をひねる。
ただし、切り落としてはならない。 9次に、血を祭壇の側面に振りかけ、残りは土台の
ところに絞り出す。 これは罪が赦されるためのいけにえだ。 10もう一羽は、完全に
焼き尽くすいけにえの決まりどおりにささげる。 こうして、祭司は罪の償いをし、その
者は赦される。
11 貧しくて、山鳩や家鳩のひなさえささげられない時は、細かくひいた小麦粉三・六
リットルを持って来なさい。 オリーブ油を混ぜたり、香料をかけたりしてはならない。
罪が赦されるためのいけにえだからだ。 12それを祭司のところへ持って行き、全部の
代わりに、そのうちの一つかみを祭壇で焼いてもらう。 火で焼く他のささげ物の場合と
同じだ。 これが、罪が赦されるためのいけにえとなる。 13 こうして、祭司は罪の
償いをし、その者は赦される。 残りの粉は穀物のささげ物と同じように、祭司のものと
なる。」
14 神様はモーセに命じました。 15「不実なことを行ない、あやまって神聖なもの
を汚した時は、その罪を償うのに見合ういけにえとして、傷のない雄羊を一頭ささげなさ
い。 16そのほかに、自分の汚した神聖なものや、ささげるのを怠った十分の一のささ
げ物の償いをしなければならない。 罰金は与えた損害額の二割増しだ。 祭司にそれを
支払う。 祭司は罪を償ういけにえの雄羊で償いをし、その者は赦される。
1718神の法律のどれかに違反すれば、たとい気づかずにしたことでも、罪になる。 そ
の時は、犯した罪に見合ういけにえをささげなければならない。 これは罪を償ういけに
えで、傷のない雄羊を一頭ささげる。 祭司は雄羊一頭でその者の罪の償いをする。 何
であれ、知らずに犯した罪は、これで赦される。 19罪を犯し、神に有罪と見なされた
者は、このように罪を償ういけにえをささげなければならない。」
1 神様はモーセに命じました。 23「借り物やあずかり物、担保の品などを返さなか
ったり、盗んだり、脅し取ったり、落とし物を見つけながら、取った覚えはないとしらば
くれるなどして、神に罪を犯した時は、 45その事実がはっきりした日に、取ったもの
を相手に返し、ほかに二十パーセントの罰金を支払いなさい。 また、神の天幕に罪を償
ういけにえを引いて来なさい。 6その罪に見合ういけにえは、傷のない雄羊一頭だ。 そ
れを祭司のところへ引いて来る。 7 祭司は神の前で罪の償いをし、その者は赦される。」
8 神様はモーセに命じました。 9「アロンと息子たちに、完全に焼き尽くすいけにえ
についての決まりを示しなさい。
完全に焼き尽くすいけにえは、祭壇の上で一晩じゅう焼き続ける。 10翌朝、祭司はリ
ンネルの下着と上着をつけ、その灰をすっかり集め、祭壇のそばに置く。 11このあと
着替えをし、灰を野営地の外の特別にきよめられた場所に運ぶ。 12祭壇の火はいつも
燃やし続け、消してはならない。 祭司は毎朝たきぎをくべ、毎日ささげる完全に焼き尽
くすいけにえを供え、和解のいけにえの脂肪を焼く。 13祭壇の火は絶やしてはならな
い。
14 穀物の供え物の決まりは次のとおりだ。
アロンの息子である祭司は、祭壇の前に立ち、供え物を神の前にささげる。 15細かく
ひいた粉を一つかみ、オリーブ油と香料を入れてこね、全部の代わりに祭壇で焼くのだ。
わたしは喜んでそれを受けよう。 16残りはアロンと息子たちの食物となる。 天幕の
庭で、イースト菌を入れずに焼いて食べなさい。 17念を押すが、焼く時は絶対にイー
スト菌を入れてはならない。 火で焼くささげ物のうち、この分は祭司に与える。 しか
し、罪が赦されるためのいけにえや、罪を償ういけにえの場合と同じく、ささげられた全
部がきよいのだ。 18アロンの家系で祭司を務める者は、子々孫々に至るまで、これを
食べることができる。 火で焼く神へのささげ物は、祭司だけが食べられるのだ。」
1920神様はモーセに命じました。 「アロンと息子たちが油を注がれ、祭司の務めに
つく日には、日々の穀物の供え物をささげなさい。 細かくひいた上等の小麦粉三・六リ
ットルを、朝と夕方に半分ずつ、 21 オリーブ油でこね、鉄板で焼いてささげる。 わ
たしはそれが大好きだ。 2223祭司の息子は父の跡を継ぐ場合、油を注がれる任命式
の日に、これと同じささげ物をする。 この法律は永遠に変わらない。 このささげ物は
全部を神の前で焼く。 ほんの一口でも食べてはならない。」
24 神様はモーセに命じました。 25「次は、罪が赦されるためのいけにえについて、
祭司が知っていなければならない決まりだ。
このいけにえは最もきよいものだから、完全に焼き尽くすいけにえを殺す場所で、神の前
で殺す。 26いけにえの儀式を行なう祭司は、天幕の庭でそれを食べる。 27特別に
選ばれ、きよくされた者、祭司だけしか、その肉にさわれない。 そのとき衣服に血がか
かったら、聖所内で洗いきよめる。 28煮沸するのに使った容器は、土器ならこわし、
青銅製ならきれいに磨き上げ、よくすすぐ。 29祭司は全員このささげ物を食べてかま
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