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Japanese Living Bible Old Testament Numbers
イスラエル放浪記(民数記)
本書は、シナイ山からカナンの国境までイスラエルが旅したことと、約束の国に入るため
の準備について書かれています。 イスラエルの罪と不信仰のために、すぐにはカナンの
国を相続できず、四十年間、荒野をさまよう姿が印象的です。 四十年たって、イスラエ
ルはようやく、カナンへの道に引き返しました。 今度こそ、神様の命令に従う用意がで
きたのです。 ヨルダン川の東側で幾つかの重要な戦いに勝ってから、イスラエルはその
約束の地に入ることになりました。
1 エジプトを出てから二年目の四月十五日、イスラエルの人々がシナイ半島で野営して
いた時のことです。 神の天幕(神様に会うための場所)の中にいたモーセに、神様がこ
う命じました。
2‐15「部族、家族ごとに、戦いに出られる二十歳以上の男の人数を調べなさい。 あ
なたとアロンが指図し、それぞれの部族長に調べさせるのだ。」
部族名部族長
ルベンシェデウルの子エリツル
シメオンツリシャダイの子シェルミエル
ユダアミナダブの子ナフション
イッサカルツアルの子ネタヌエル
ゼブルンヘロンの子エリアブ
ヨセフの子エフライムアミフデの子エリシャマ
ヨセフの子マナセペダツルの子ガムリエル
ベニヤミンギデオニの子アビダン
ダンアミシャダイの子アヒエゼル
アシェルオクランの子パグイエル
ガドデウエルの子エルヤサフ
ナフタリエナンの子アヒラ
16以上が選ばれた部族長です。
17‐19その日、モーセとアロンと部族長たちは、命令どおり、部族、家族ごとに、二
十歳以上の男を全員集めて登録させました。 20‐46最終の集計は次のとおりです。
部族
ルベン〔ヤコブの長男〕四六、五○○人
シメオン五九、三○○人
ガド四五、六五○人
ユダ七四、六○○人
イッサカル五四、四○○人
ゼブルン五七、四○○人
エフライム〔ヨセフの子〕四○、五○○人
マナセ〔ヨセフの子〕三二、二○○人
ベニヤミン三五、四○○人
ダン六二、七○○人
アシェル四一、五○○人
ナフタリ五三、四○○人
計六○三、五五○人
47 この数に、レビ部族は含まれていません。 4849神様がモーセに、次のように
言われたからです。 「レビ部族の者は兵役を免除し、人数も調べるな。 50彼らには
神の天幕を運び、管理する仕事があるからだ。 天幕の近くに住み、 51よそへ移る時
はいつでも、天幕を解体し、また組み立てる。 ほかの者が手を出してはいけない。 天
幕にさわるだけでも死刑だ。 52各部族は、部族ごとに集まって野営し、目じるしにそ
れぞれの旗を立てなさい。 53レビ部族は天幕の回りにテントを張る。 彼らがわたし
とおまえたちの間に入り、おまえたちが罪を犯した時、わたしの怒りに触れないですむた
めだ。」
54 人々は、何もかも神様がモーセに命じたとおりにしました。
12神様はさらに、モーセとアロンに命じました。「野営地の真ん中に神の天幕を張り、
距離をおいて各部族はその回りに、部族ごとに旗を立てて野営しなさい。」 3‐31こう
して、各部族の位置は次のように決まりました。
部族部族長位置人数
ユダアミナダブの子天幕の東側七四、六○○
ナフション
イッサカル ツアルの子ユダの隣五四、四○○
ネタヌエル
ゼブルンヘロンの子イッサカルの隣 五七、四○○
エリアブ
ユダ側の三部族の合計は、十八万六千四百人です。 このグループは、人々が別の所へ移
る時、先頭に進みます。
ルベンシェデウルの子天幕の南側四六、五○○
エリツル
シメオンツリシャダイの子 ルベンの隣五九、三○○
シェルミエル
ガドデウエルの子シメオンの隣四五、六五○
エルヤサフ
ルベン側の三部族の合計は、十五万一千四百五十人です。 このグループは、別の所に移
る時、二番目に進みます。
次に続くのは、野営地の中央を占める神の天幕とレビ部族です。移る時も野営地にいる時
と同じように、各部族はそれぞれの旗のもとに、いっしょにいなければなりません。
エフライム アミフデの子天幕の西側四○、五○○
エリシャマ
マナセペダツルの子エフライムの隣 三二、二○○
ガムリエル
ベニヤミン ギデオニの子マナセの隣三五、四○○
アビダン
エフライム側の人数は十万八千百人で、行進の三番目に進むのです。
ダンアミシャダイの子 天幕の北側六二、七○○
アヒエゼル
アシェルオクランの子ダンの隣四一、五○○
パグイエル
ナフタリエナンの子アシェルの隣五三、四○○
アヒラ
ダン側の人数は、十五万七千六百人です。 彼らは別の所へ移る時、最後に進みます。 3
2イスラエル軍の総勢は、六十万三千五百五十人でした。 33この中に、神様の命令で
兵役が免除されたレビ部族は、含まれていません。 34こうして人々は、神様がモーセ
に命じたとおりの場所に、部族ごとに旗を立て、テントを張り、行進しました。
1 さて、シナイ山で神様がモーセにお語りになった時、 2アロンには息子が四人いま
した。 長男ナダブ、次男アビフ、三男エルアザル、四男イタマルです。 3四人とも祭
司でした。 神の天幕で仕えるために特別に選ばれ、任命されたのです。 4ところが、
ナダブとアビフはシナイの荒野にいた時、神の天幕で規則に違反して香をたいたため、罰
があたって死んでしまいました。 二人には子供がなかったので、アロンを助けて祭司の
仕事をするのは、エルアザルとイタマルだけになりました。
5 そのあと、神様はモーセに命じました。 6「レビ部族を集め、アロンの仕事を手伝
わせなさい。 7‐9彼らはアロンのもとで、全国民に代わって神の天幕の仕事をするの
だ。 おもに天幕の用具の管理や修理をする。 10祭司の仕事をするのは、アロンとそ
の息子たちだけで、余計な手出しをする者はみな死刑だ。」
1112さらに、神様は命じました。 「レビ部族を、イスラエル人の長男全員の身代わ
りとする。 13だから、レビ部族はわたしのものとなる。 エジプト人の長男を皆殺し
にした日、イスラエル人の長男は家畜の子をも含めて、一人残らずわたしのものとしたよ
うに、長男はみなわたしのものだ。 すべてのものを造ったのは、神であるこのわたしだ
からだ。」
1415神様はまた、シナイ半島でモーセに命じました。 「レビ部族で生後一か月以上
の男の数を、氏族ごとに調べなさい。」 16‐24モーセはそのとおりにしました。
レビの息子 孫の一族 人数家長野営地
ゲルション リブニ七、五○○ラエルの子天幕の シムイエルヤサフ西側
25‐30仕事
この二家族は、神の天幕を管理します。 そのおおい、入口のカーテン、さらに庭の柵の
カーテン、天幕と祭壇を囲む庭の入口のカーテン、それに、天幕を結び合わせる綱の管理
です。
レビの息子 孫の一族 人数家長野営地
ケハテアムラム 八、六○○ウジエルの子天幕の イツハルエリツァファン 南側
ヘブロン
ウジエル
31‐35仕事
以上の四家族の仕事は、契約の箱(十戒を記した石板などを納めた箱)、テーブル、燭台、
祭壇と神の天幕の中で使ういろいろな用具、おおいなどの管理と修理です。 この仕事は、
アロンの息子エルアザルが責任者として、レビ部族の家長たちを監督しました。
レビの息子 孫の一族 人数家長野営地
メラリマフリ六、二○○アビハイルの子 天幕の
ムシツリエル北側
3637仕事
以上の二家族の仕事は、神の天幕の骨組みに必要な柱、土台、付属の部品類と、庭の回り
の柱、その土台、釘、綱などの管理です。
38 モーセと、アロンとその息子たちは、テントをいつも神の天幕の東側に張りました。
彼らはイスラエルの人々の代わりに、天幕で仕事をするのです。 祭司でもレビ部族でも
ない者が、一歩でも天幕に入ったら、その者は死刑です。
39 神様の命令によって、モーセとアロンが登録した生後一か月以上のレビ部族の男の
数は、二万二千でした。
40 そのあとまた、神様はモーセに命じました。 「イスラエル人で生後一か月以上の
長男の数を調べなさい。 41イスラエル人の長男の代わりに、レビ部族をわたしのもの
とする。 わたしはあなたがたの神だからだ。 同じように、家畜の初子の代わりに、レ
ビ部族の家畜をわたしのものとする。」
42 モーセは神様の命令どおり、イスラエル人の長男の数を調べました。 43その結
果、二万二千二百七十三名いることがわかりました。
44 そこで、神様は命じました。 45「イスラエル人の長男全員の代わりにレビ部族
を、家畜の初子の代わりにレビ部族の家畜を、わたしにささげなさい。 わたしはあなた
がたの神なのだから、レビ部族はわたしのものだ。 46ところで、二百七十三人分レビ
部族の数が足りないから、その分は金でささげなさい。 4748一人につき千五百円を、
アロンとその息子たちに支払うのだ。」
49 モーセは二百七十三名から代金を受け取りました。 〔他の者は、レビ部族が身代
わりになったので、金を払う必要はありません。〕 50全部で四十万九千五百円でしたが、
51それを命令どおり、アロンとその息子たちに渡しました。
1‐3神様はモーセとアロンに命じました。 「レビ部族の中のケハテ氏族で、神の天幕
で働ける三十歳から五十歳までの男の数を調べなさい。 4彼らは、次のような最も神聖
な仕事をする。
5 おまえたちが別の場所へ移る時は、まずアロンとその息子たちが神の天幕に入り、仕
切りのカーテンをはずして、それで契約の箱を包む。 6それをさらに、じゅごん(海に
住む哺乳動物)の皮と青い布で包み、最後に、かつげるように棒を環に通す。
7 次に、毎日そなえるパンを置くテーブルに青い布を広げ、その上に皿、スプーン、椀、
コップ、パンを置く。 8それに赤い布とじゅごんの皮のおおいをかけ、最後に、テーブ
ルに棒を通す。
910燭台、ともしび皿、芯切りばさみ、皿、オリーブ油のつぼを青い布とじゅごんの皮
で包み、それをかつぐための台に載せる。
11それから、金の祭壇を青い布とじゅごんの皮で包み、祭壇に棒を通す。 12残りの
用具はみな青い布とじゅごんの皮で包んでから、台に載せる。
13 祭壇は灰を取り除いて、紫の布でおおい、 14祭壇で使う火皿、肉刺し、シャベ
ル、鉢や、その他の容器はみなその上に置き、じゅごんの皮でおおう。 こうして、最後
に棒を通すのだ。 15別の場所に移る時はいつでも、アロンとその息子たちが聖所と用
具をみな包み終えたら、ケハテ氏族がそれを運ぶ。 しかし彼らは、神聖な道具にさわる
ことはできない。 ちょっとでもさわれば死刑だ。 以上がケハテ氏族の仕事だ。
16 アロンの息子エルアザルが、明かり用の油、香り高い香、毎日の穀物の供え物、注
ぎの油を管理する。 つまり、天幕全体とその中のすべての物を、責任をもって管理する
のだ。」
17‐19それから、神様はモーセとアロンに命じました。 「くれぐれも、ケハテ氏族
が全滅しないように注意しなさい。 彼らは最も神聖なものを運ぶのだから、少しでもさ
わって死刑になったりしないように、気をつけるのだ。 アロンとその息子たちがいっし
ょにいて、だれが何を運ぶかを指図しなさい。 20うっかり聖所に入り、神聖なものを
見でもしたら、死刑になってしまうからだ。」
21‐23神様はモーセに命じました。 「レビ部族のゲルション氏族で、神の天幕で働
ける、三十歳から五十歳までの男の数を調べなさい。 24彼らは次のような仕事をする。
25 天幕のカーテン、天幕とおおい、じゅごんの皮の屋根と天幕の入口のカーテン、 2
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